あゝとに熱く!性、この永遠なるもの(文学、考察シリーズ)

 性、この永遠なるもの(文学、考察シリーズ)

 若い頃、確か、中学生の頃、森鴎外の『ヰタ・セクスアリス』を読んだ記憶がある。その頃、中学校に図書館が出来て、授業中にものべつまく無く読みまくって殆どの本を読んだのである。あるとき図書館の本棚を眺め回しそう思った記憶がある。

 だが、『ヰタ・セクスアリス』をも含め、その内容はさっぱり覚えていない。ただ、『ヰタ・セクスアリス』の影響かどうか知れないが、学校の校庭の奥には小道があって小道の坂の上は、春、一面の麦畑で、その麦畑で当時中学校に居た小柄な女性教師と同衾(どうきん)することをいつも妄想していた。

 さて、話は急展開するが、この間、NHKBSのドキュメントで大昔の地球の生成の話を見て、急にひっかかってしまったのである。ドキュメントは人類が生誕する前の話なのである。どうやら46億年前頃地球は出来たようなのである。そして、アメリカにはその頃のことを研究している女性の科学者が一杯居るようなのである。勿論、日本にも居るのであろうが。アメリカで作られたドキュメントであるから出て来ないのであろう。

 そして、更に、話は卑近になって、急展開する。地球には恐竜が天下の時代や氷河期や噴火など色々あって、人類が地球に誕生するのであるが、億年か、万年か知れないが、人類が登場するようになったその時から、男と言う種類の人間は女と言う種類の人間の膣の中に精液を、若い頃は発射し元気がなくなると流し込み、女はそれを受け入れ、人間と言う種を繋ぎ続けてきたのである。

 発想が下品であるとご批判を受けそうであるが、このことは一体なんなのであろうか、と大そうであるが哲学的な瞑想をすべき価値がある、と思いついたのである。男と言う種類の人類は女と言う種類の人類のお尻を見て襲い掛かったのだ、と言うような説を何かの本で読んだような気もするが、確かに、豊かなお尻が左右に揺れている様を見ると魅力的で膣の中に発射にしろ、流し込みにしろ、そのような行為に及びたくなる気持ちは理解できる気がする。

 更に、精液の射出と流し込みとその受け入れについてだが、女性と言う種類の人間は概ね月一回程度、膣内の先の子宮の中に卵子と言う人間の種のような様なものを用意し、膣内に入って来た精液の中の精子が子宮に入り込み上手く結合すると、人間の胎児がその子宮の中で育ち、概ね10ヶ月程度で体外に産み落とされる。そうでない場合は卵子は血液となって体外に排出されるのである。このようにして男と女の人間は人類を紡ぎ続けてきた。

 また、女性と言う種類の人間は年を取ると卵子の排出を止めてしまい、通常の場合は、精液の発射や流し込みと受け入れは終わるのであるが、必ずしもそうでない場合もあるのである。

 そして、この場合の精液の処理は出血という機会もないので胎内で消化されてしまうのであろうか、この変も謎である。

 さて、話は戻るが、調べるような根気も既に失せているのであるが、母系であるのか、父系であるのか、人類も多くの動物と同様に群れを作って生存を続け、群れが育って部族となったのであろうが、殺しあったり、女性と言う種類の人間を略奪するなどしながら相変わらず、同じように膣の中に発射しあるいは流し込みそれを受け入れ、連綿として、その種を維持し続けてきたのである。

 色々、寄与応変もあって、やがて人類も地中海周辺や大河の肥沃な地帯での文明開化を向かえ、つまり、人類の夜明があって、宗教なども人間社会に定着したのであるが、その間にあっても、発射と流し込みとその受け入れの行為は連綿として人類の男女の間において続いてきたのである。だが、文明開化を迎えて大方の人種では、夫婦と言う男女の単位が出来上がったのである。

 だが、特別の人間や部族などでは、一人の男が多くの女を囲い込むことが行なわれてきたのである。また女と言う種類の人間を衣類で包み込み他の男には見せないとの風俗も行なわれているのである。今では男と女は同等の生き物であとの観念が地球に行き渡ってはいるがそうでない地域や人種も未だにあるのである。男と云う人間のあらゆる力がそのような風俗や社会を作り上げてしまったのであろう。

 また、こうした気の遠くなるような長い時代の間、あるいは個の男と女との間でも、生まれてから死までの相当長い期間に精液の膣内への射出と流し込みと受け入れという不可思議な行為が絶えもせず続いてきた理由はなんだろうと考えるのである。

 恐らくその行為によって、男と女には喜び、快感があるからこそ絶えることなく続いてきたのであろう。そして、それだけではなく、矢張り、男と女の人間としての存在感の確認が、せっせと繰り返されるその行為の中に存在することが最大の理由なのであろう。

 また、この行為は恐らく人類が絶えるまで永遠に続いていく行為なのであろう。

 (おわり)
 

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