あゝとに熱く!日本維新の会、非正規の雇用を考える(考察シリーズ)

 日本維新の会、非正規の雇用を考える(考察シリーズ)

 日本維新の会の綱領案の中に、「産業構造の転換と労働市場の流動化」、と言う項目を見つけてヤッパリかと驚いた。言いたい放題小僧の橋下市長は、「新経済主義者」、だと言われていることが正しいのだ、との思いが過ぎったのである。もっとも、この括りは産経新聞(3月28日)のものであるが。

 ネットで少し探したが、綱領案そのものには行き当たらなかった。「労働市場の流動化」、との内容は判然としないのだが、この言葉が、労働者の職場の移転が容易であるべき、派遣社会はそのためのツールである、ひいては、「格差社会の是認」、に繋がることは容易に予想されるのだ。

 そして、経営者が、企業展開を誤り、景気が後退して、あるいは自社の技術革新が遅れるなどして赤字に転落した時には、平然と何千人もの労働者の首を切りやすくするための受け皿として、「労働市場の流動化」、と言う言葉が用意されているのである。

 上の様な社会が許されるはずが無いのである。「新経済主義」の社会は上のような社会を云うのである。口語体で言えば、くだらぬ規制は外し、人間の自由な発想に任せれば、経済活動など、何事も上手く収まる、と云うのである。そして、また、人間は自らスキルを磨くべきだ、と云うのであるが。

 「連合」も、あえて名前を出すが共産党など左翼の政党も、労働者の味方、あるいはそのフリをしているが、上の事に取り組む姿勢が見えず、「既得権益の擁護(排除は維新の綱領の一つ)」だけに拘っていたのである。要は、労働者側は、官僚の真似はせず、縦の企業内にとどまることがなく、横の業種別の強固な組織を作り上げべきであったのである。
 
 学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗は橋下市長が、「新経済主義者」、であるとはとても思えないと疑っていたのだが。

 堺屋太一氏が府市統合本部か大阪維新の会かの最高顧問かになっている筈だが、彼であるなら考えられるとも思った。何故なら、ネットの世界で、「村上ファンド」、への出資者として名前が上がっていたからだ。もっとも、官僚時代のつながりでやむを得ずのお付き合いである可能性は否定できないが。

 だが、今、良くテレビに出る為替の専門家であるという官僚上がりの評論家が、私の貯金は国債オンリーである、といって高笑いしていたことも思いだしました。

 さらに、いま一つ、今日、4月1日は新年度の初日だが、1年や半年単位の有期雇用で、働いた期間が通算5年を超えた場合、労働者が希望すれば正社員やパート、派遣などの雇用形態にかかわらず、労働契約法の改正によって、無期契約に転換できる制度がスタートするそうだ。

 但し、この制度は最高裁の判例で、既に認められていた、「雇い止め」、を追認したとも言えるようであるが。そして、雇用形態が派遣の場合は、この改正とは別に3年で「雇い止め」は出来ないことに、「派遣法」は改正されているのだが、不肖、今唐は、「派遣法」と併せ、労働者契約法も3年に、何故、是正しなかったのだ、と疑問に思うのである。

 労働官僚の堕落か、能力の劣化か、その他に理由があるのであろうか。それとも、労働官僚は「新経済主義」に毒されているのであろうか。

 (この項おわり)

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