あゝとに熱く!円高是正と金融緩和が景気を良くする?(1)(経済のことが判らないシリーズ)

 円高是正と金融緩和が景気を良くする?(1)(経済のことが判らないシリーズ)

 11月25日の産経紙、日曜経済講座のオピニオンに田村編集委員が書いてくれている。日本の最高の「名目GDP」を生み出した年は、1997年(平成9年、 皇紀2657年)である。今から、15年前である。

 それで、1997年とは、どんな年であるかというと、ファッション [編集]では、 飯島直子がファッションリーダーとして人気に、 和物ブーム、 スリットが入ったミニスカートが流行、 「ババシャツ」と呼ばれる下着が定着、 男子大学生の間でウィンドブレーカーが流行、ジャストサイズで着るのが定番、 色とりどりのダッフルコート流行(サイズはやはりジャストサイズ)、(ウイキペディァ)

 世相 [編集]では、 14歳の少年による酒鬼薔薇事件や18歳未満の少年による凶悪犯罪が注目される。 今年の漢字「倒」・・・大型企業倒産・銀行破綻が相次いだ事から。(ウイキペディァ)

 つまりは、バブルがはじけた年のようだ。銀行の名前は忘れたが、社長さんの涙の会見を今でも思い出す。「皆さんが、社員が悪いわけではありません。我々が悪いのです」、つまり、金融当局者のリーダーがバブルについて真摯に反省した会見であった。

 従って、悪戯(いたずら)に金融緩和をしない、日銀の西川総裁は偉い、と「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人であるが巷の経済学者でもある不肖、今唐」は思う。

 さて、「名目GDP」とは、疑り深い不肖、今唐は名目との形容が付くと、それだけではGDPの真実ではない、と思って胡散臭く思ってしまう。それで、

○ 国内総生産はストックに対するフローをあらわす指標であり、経済を総合的に把握する統計である国民経済計算の中の一指標で、GDPの伸び率が経済成長率に値する。

○ GDPを定義するために、実際の経済を単純化したモデルを与える 。なお、ここで説明するGDPは名目GDPと呼ばれるもので、後述の実質GDPとは異なる。 国内には家計、企業、政府の三種類の経済部門があり、それとは別に外国という経済部門が(も?)ある。

○ 名目GDPと実質GDPはそれぞれインフレの調整を行っていないGDPと行ったGDPであるから、その比にあたるGDPデフレーターは、インフレの程度を表す物価指数であると解釈できる。 従ってGDPデフレーターがプラスであればインフレーション、マイナスであればデフレーションとみなせる。
(○はウイキペディァ)

 ちょこっと調べてみたら、どうやら、GDPの「実質」とたいした違いはないようである。

 これで、前置きは終わりますが、田村編集委員は、このバブル崩壊開始の年と2011年(平成23年、皇紀は省略、計算が面倒だ)、とのGDPを比較してくれている。これを、見てみよう。
 
 田村委員の区分で、唯一、増加しているのが、

・政府最終支出(約15兆円が社会保障関係現物給付と推計)で16、2兆円
 
 である。後は、全て減っているが、以下のとおりである。

・家計最終消費支出はマイナス4、5兆円
・公共投資がマイナス18、3兆円
・民間住宅投資はマイナス9、2兆円
・民間設備投資がマイナス16、1兆円
・純輸出がマイナス13、4兆円

注:額は比較の増減で項目の「積算額」ではない。

 唯一プラスである政府最終支出(現物給付)は、大半が政府の医療、介護機関のへの支払いのようだ。その額は一昨年で104兆円でGDP最大の年19997年に比較して35兆円増加し、その内、21兆円が家計への直接給付増加額であるそうだ。
 注:つまり、一昨年の比較になったのは、昨年の国の経済統計の詳細などが未だなのであろう。

 少し、こんがらがってきた、医療、介護機関への支払いの104兆円の中には、大半が、とあるから家計への直接給付の分、増加額だけ?だから家計直接給付の額はもっと多額なのであろう?が含まれるのであろう。

 そして、この理由によって、GDPのマイナ区分の中で、家計最終消費支出がマイナス4、5兆円と一番低くなっている原因であると、田村委員は説明する。不肖、今唐はなるほどと了解する。また、政権は自公、民主を問わず社会保障バラマキ路線で一貫している、とする。

 ここで一旦切ります。これからが核心部分です。乞うご期待。

 (つづく)

"あゝとに熱く!円高是正と金融緩和が景気を良くする?(1)(経済のことが判らないシリーズ)" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント