あゝとにあつく!苦い思い出、三浦朱門氏が亡くなった(文学シリーズ、ツイッター風ブログ)

あゝとにあつく!苦い思い出、三浦朱門氏が亡くなった(文学シリーズ、ツイッター風ブログ)

 三浦朱門氏が2月3日、91歳でお亡くなりになった。謹んで哀悼の意を捧げます。この記事は現役時代の若い頃の話である。若いと言っても60そこそこの頃である。順不同だが、遠藤周作、阿川弘之と三浦朱門の作家を混同してしまって、ある会場で、第3の新人の話になってしまった。

 第3の新人とは、評論家の故山本健吉氏が作った概念で、大東亜戦争後の作家が欧米の「長編小説」を目指していたが、戦前の日本で主流であった私小説、短編小説へ回帰を図った文学者に付けた名称である。

 よせばよいのに、話の中で、「阿川弘之もその一人で曽野綾子が奥さんである」と口を滑らし、話が終わった後、何気なく近寄った参加者の一人が、「それは、三浦朱門氏ですよ」と教えてくれたのです。

 私はお礼を言うべきであるのに、どういう訳かポンと頭を叩いただけで済ませたのである。何故、正しくお礼を言わなかったのだろうと時々思い出すのである。

 訃報を伝えた産経紙が、妻の曽野綾子さんは新聞を何紙も取っていた人だから、棺に新聞紙を添える、と伝えていた。

 (終わります、ご機嫌よう、さようなら)

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