あとにあつく!「僕の愛しい人は有名女優似の楽しい人だ」その2(文学シリーズ、ブログ)

あとにあつく!「僕の愛しい人は有名女優似の楽しい人だ」その2(文学シリーズ、ブログ)

 僕は四国のお遍路を土佐まで回り、次は愛媛からですが、そのまま、随分長い間、放っておいているのです。それでも、一番寺の霊山寺が百万人にお遍路を伝える会をしている関係でしょうが、毎年寄付の案内が来るのです。

 そして、旧暦の4月8日はお釈迦様の誕生日で、その日が近づくと案内の手紙に添えて一袋の甘茶を送ってくれるのです。

 愛しい人はしげしげと案内の手紙を読んでいましたが、甘茶を飲んだことが無いようで「甘いの」と聞くので、僕が「甘いよ」と言うと、ふうぅん、とうなづいて案内の手紙文と一緒に甘茶を返してきたのです。

 「あげるよ」と僕が言うと甘茶だけをハンドバックのポケット中にしまうのです。

 僕は、案内の手紙に書いてあるように、愛しい人は、甘茶の袋に湯を注ぎ、3杯から5杯の湯呑みに分けて友達と呑むさまを想像して、まるで「お茶」のようだ、と考えました。

 (続く、ご機嫌よう)

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