あゝとに熱く!今日(12月6日)、公示後の乱立政党、どう選ぶ(3)(考察シリーズ)

 今日(12月6日)、公示後の乱立政党、どう選ぶ(3)(考察シリーズ)

 産経紙(12月4日)の「西論」を紹介して読者の参考にしよう。大阪、関西版?の「正論」であろう。「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗」だが、ちょっと見解が違うところもあるが、さすが、編集委員安本寿久氏である大局的な政治に対する「流れの把握」は見事なものである。

 そして、今のこの時期に書いた、ということも見事である。所謂、ザックリ感である。校正の者は、TPPも原発も争点足りえず、と見出しを付けている。

 以下、○が氏の論述(意訳である、正確には産経紙をご覧下さい)、*が入れば(あれば)不肖今唐の「チャチャ入れ」であります。

○ 3年前の夏、政権交代の時であるが、自公民は情けなく、年金問題やガソリンの暫定定率廃止など政権を任せられない、との空気が満ち満ちて、そこに付込んだのが民主党である。財源は簡単に出るとして行財政改革、効率化による子供手当てやその他のバラマキを打ち出したが、こちらも無残に国民を裏切った。

 *残念ながらこの交代劇に手を貸したのが、昭和の偉大な噺家林家三平師匠の愛嬢泰葉さんのキャッチコピーをもじったが「金髪でない馬鹿な豚野郎のメデイア」であった。例えば、年齢で人間を差別するな、などと後期高齢者医療制度への反対、年金問題での行政法上の「自主申告(当事者)主義」を理解していない、悪戯(いたずら)なハヤシ立てなどである。

○ そこに名乗りを上げたのが大阪の云いたい放題小僧の大阪府知事(当時)であった。府の職員を「倒産企業の社員」と罵倒し、府の行財政改革に取り組んだのである。

 *確かに、自治労や日教組、はたまた部落開放同盟に対してまでも、果敢に戦いを挑んで、行財政について目に見える改革、削減をしたことは事実であろう。だが、一度、記事に書いたものの、素人の不肖、今唐では、はっきり判らないのだが、そうそうビックリする程改革は成っていないとの見方もあるのである。

○ 民主党をはじめとする既成政党が、橋下、維新の会におびえ、その意を汲もうと汲々としたが、それは、橋下政治の歳出構造改革への意志、手法への国民の支持であった。つまり、時代の要請する徹底した行財政改革である。

 *もう一度書いておこう。確かに、自治労や日教組、はたまた部落開放同盟に対してまでも、果敢に戦いを挑んで、世論におもねらず、決断する政治への評価である。

○ しかし、国民は、今、新たに、もう一つの風を期待しているのである。つまり、尖閣に伴う中国の態度についてである。上の橋下氏が、竹島について共同管理を提唱すると、途端に維新の評価が落ち、そして、自民党の総裁選挙では、石破氏や安倍氏が圧倒的な支持を受け、安倍総裁が誕生したのである。やっと、戦後の日本人は国家の主権や領土について目覚めたのである。

 *中国は法律で尖閣は領土であると1992年(自民党政権時)に定めており、また、核心的利益でもあるとも言明し、チャンコロ(中国及び中国人の意、概ね、ヤツラが不正義のとき使います)はやる気でいることは明らかである、と考えざるを得ないではないか。

○ 中国に覇権的野心を持たせないための国力、経済力を養い、また、中国に依存しない通商国家に転換していくことが緊急の課題である。そして、従って、TPPへの参加、原発の再稼動などはこの大きな風に対応する当然の帰結でなければならない。

 *但し、中国との大きな貿易額などの現実面から見ると、言うは安く行なうは難し、である。取りあえずは、「政経分離」、で行かざるを得ないが、困難であれば、GDPの落ち込みなども覚悟して、日本のやる気を見せるしかない、つまり、「臥薪嘗胆」である。

○ また、世界における日本への支持、立場の強化、アメリカとの連携強化に寄与する集団的自衛権の行使についての決断、大国、中国と向き合うための政策が急務なのである。今回の選挙で大切なことは、日本があるべき姿という全体像を見失わず、各党の政見を比較することである。

○ 今度こそ、二つの期待、風に応じ、それを確(しっか)り実現してくれる政党を選ばねば、日本そのものが危ういことを自覚したい。

 (この項おあわり)

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