あゝとに熱く!極悪人小沢氏の無罪判決の基本的構造(2)(考察シリーズ) 

 極悪人小沢氏の無罪判決の基本的構造(2)(考察シリーズ) 

 この前の記事で、この判決の基本的構造について3点示したがその項目を改めます。その一、極悪人小沢氏は限りなく有罪に近い無罪なのである。前の記事で「無罪判決に涙を流してる奴がいる。アホか。」と書いたが、無罪になったのは単なる裁判官の心証に過ぎないのだ。

 極悪人小沢氏の共同正犯が成立するためには、専門的な法律用語で「共同加功意志」が必要である。つまり、実際に罪を犯す行為をした者と、一緒であると認められる意志、が必要なのです。

 判決では、乱暴に書くが、下のように認めている。

○極悪人小沢氏は嘘ばっかり言っていて、信用できない。
○石川秘書から、嘘の記載をするとの報告は受けた。
*従って、通常では石川秘書などと一緒に嘘の記載をした、でも良いのである。そして、
○指定弁護士が共同共謀正犯の成立を主張することには相応の根拠はある。
*としながらも、判決は、もう一歩、先に踏み込んで考え、
○実際の嘘の記載、つまり、土地の取得を一年先にずらした行為、について具体的に認識していなかった可能性がある、そう考える余地がある、としたのである。
○つまり、疑わしいが、もい一歩の証拠が欲しい、このままでは罰することが出来ない、としたのである。

 従って、極悪人小沢一派は涙などを流さずに、安堵の胸を撫ぜ下ろすべきであったのだ。「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗」であれば、涙を流すところを全国に報道され、恥ずかしくて、当分の間は外に出られないであろう。

 基本的構造の二つ、検察がウソの報告をした内容は極悪人小沢氏の不利になる内容か、と考えていたが、そうではなく有利になる内容であったのである。検事が利益誘導をして石川被告の供述を引き出した、旨報告書に書いてあるが、録音にはその内容が無かったそうである。

 裁判官は、検察審査会を馬鹿にするな、と怒ってしまったのであろう。

 報告書を書いた検事さんは、前の取調べのものと勘違いしたそうであるが、石川被告のように録音もせず、取り調べて調書を作っていたわけでもなくその可能性は充分ある、と「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗」は考える。

 だが、録音された検事さんは脇が甘いと考えるし、天下の代議士が、詐欺犯人でもあるまいし、検事さんと堂々胸を張って対峙する度量もなく、こそこそ録音するなど実に情けない。両人とも転進を考えたら如何でしょうか。

 その三、「天下国家のことをいつも考えている」、「最後のご奉公をしたい」、との大きなことを極悪人小沢氏は語っているが、チャンチャラおかしいのである。詳細は書かないが、今回の無罪判決からも充分このことがうかがえるのである。

 最後にご参考ですが、産経紙(4月27日)正論に屋山太郎氏が「小沢氏は引退せよ」と書いているので是非お読み下さい。

  評論家・屋山太郎 小沢氏よ「無罪」を引退の花道に
   http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120427/stt12042703090004-n1.htm

 (この項おわり)

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