平成24年(皇紀2672年)の念頭に当って(考察シリーズ)

 年頭に何を書くか迷っていた。産経紙(1月3日)正論による防衛大学名誉教授、佐瀬昌盛氏の「国家意志が求められる時代」を紹介することに決めた。先生をこのブログで取り上げるのは2回目である。

 私は、「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗」と言う、長い一人称を使っている。

 使っている理由は書いた通りである。一つは、責任逃れ、もう一つは、素人がとんでもない論旨を展開していたら、偉大な昭和の噺家林家三平師匠の愛嬢泰葉さんのキャッチコピーをもじったが「金髪でない馬鹿な豚野郎のメデイア」や専門家などは、「世の素人はこの程度か」と啓蒙に勤めて下さい、との趣旨からである。


 さて、本論だが先生は、冒頭に英国の歴史家E・H・カーの著書「危機の20年」を解説しながら、今の世界について、第一次世界大戦後の「ベルサイユ体制下」、同じく二次大戦後の「アメリカの新世界秩序と一極支配下」、そして冷戦終結後の時代と捉え、これを危機の時代から破局の時代、そして、成りいきの難所の時代と捉える。

 *詳しくは、正論をお読み下さい。

 そして、日本は「どうする」のかだが、前の大戦の時代とは違い、「難所の時代」であるからその後には破壊は無いだろうと楽観視するが、既成秩序派と新興勢力との間の「新秩序造り」は熾烈、複雑を極めると分析する。そのうえ、中国とインドでも領土問題にくすぶりがあるし、既成派と振興派とが一部を組んだりする「三つ巴状況」で新しい国際秩序造りが進むとするのである。

 先ずは、防衛大学の名誉教授が第三次世界大戦は無いとしているから、一安心ではある。

 さらに、日本は、かって国家意思を表明して大火傷をしたので、戦後、国家意思の表明を抑制する態度で世界有数の「経済大国」となった。但し、「数値化出来ない主権、領土保全、防衛安全保障、国の進路」などの面において、戦後から続いて阿部総理の1年間だけ、を除き「国の旗色」は極めて悪い、と断定する。

 ここで、不肖、今唐が念押しをしておくが、先の大戦に破れ、大火傷をしたが、日本だけが「贖罪」する必要はさらさら無いのである。このようなことは、世界の歴史の常でもあり、どの国もやっていることなのである。

 さらに、先生は、新しい国際秩序を形成する「国際パワーゲーム」においては、国家意志、つまりは、「日本はこう考えている」と示すことは大前提である、とも断定する。不肖、今唐でも、そうしなければ、話にならないであろう、つまり、ゲームに参加できないであろう、とも考える。

 この記事の前に書いたが、「日本人が日本の領土に入るな」、などと国が決める、馬鹿みたいな体たらくになっているのである。

 最期だが、先生は結論として、このゲームにたじろいてはならない。等身大の「国家意志」をもって立ち向かわなければならない。としているが、ユートピアンの多い民主党でそれができるか、と懸念もしている。

 不肖今唐が先生の懸念に追加する。自民党にも河野親子や不肖、今唐の造語の「オールドリベラルボーイ」が多数存在しているのである。

 (この項おわり)



 

 

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