ああとにあつく!一川(いちかわ)防衛大臣お手並み拝見(考察シリーズ)
一川(いちかわ)防衛大臣お手並み拝見(考察シリーズ)
大臣は、9月2日、防衛大臣の認証式前、記者団に「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ。」と述べ、自民党などからパッシングを受けている。
「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗」は、この種の「言葉狩り」には拒否反応を示すタイプであるのでこれからこの記事で弁護したい。
ただ、内閣発足後の会見で、「閣僚として(靖国神社に)参拝する必要はない」と答えていることは、気に入らない。自民党にも所属したことがあるのに、閣僚として、との限定はあるものの、国のために命を捨てた多くの「兵士」が祭られているのである。防衛大臣としてもっと発言を工夫してほしい、例えば、ノーコメント、熟慮中でも良いのだ。
従って、世襲議員で、団塊世代でもあるし、今、名前が出て来ないが辞任した「復興担当大臣」と似たようなところがある人物との懸念はあるのである。
さて、パッシングだが自民党の元防衛相の石破さんは、閣僚解任に値する。任命した野田佳彦首相の見識も問われる。と批判し、何かの病気でなければ良いのだが、ますます人相が悪くなったように見える自民党参議院政審会長の山本さんは、TBSの朝の番組で、一刻も早く辞めていただきたい。感情的に言うと最初から問責(決議案)を出したい。こんな気持ちの人に日本の防衛を任せられるのか、非常に不安だ、と語っている。
一方、一川大臣は、9月2日夜、記者団に対し首相官邸内で、「ほとんどの国民は素人だ。一般の国民を代表する国会議員が監視するのがシビリアンコントロールだと思っている。国民目線で、国民が安心できるような政策が大事だ」、と弁明している。
発言について自民党の両者の批判の趣旨は、防衛について何も知らない素人が大臣になって良いのか、その事を公言して良いのか、の二点であろう。
一川大臣は経歴から見れば、農政が専門であろう。新政党、新進党、自由党などで防衛関係の「党務」にあったかどうかどうかなどは調べない。
仮に素人であるにしても、政治主動には基本的には反するところはあるが、「聞く耳を持つ」、「官僚(本官)の説明を理解できる」、この事に基づき「適正な判断が下せるか、責任が取れるか」であれば、大臣は務まるのである。
いくら、専門家を自負していても、秘密の部分もあろう「実務家の専門性」には敵わないのである。
三重大学から「農林水産省職員 」となり政治に転出の経歴からは、とんでもない人格でない限り、適正に職務はこなせるであろう。自民党でも小泉さんまでは同じような人事をしていたではないか。また、副大臣と政務官に「防衛オタク(」専門家)」を取り揃えたら良いのである。
政治主導についても、「任せて、責任を取ることだ」旨、と自民党を含め、最近では、民主党も盛んに言っているではないか。
最後だが、「政治主導関係の法案」、つまり、副大臣や政務官の定員の改正などが国会に出ているかどうかも調べないが、自民党は政局へと足を引っ張ることは止めて、野党の王道を歩んで欲しいものだ。政治主導には異存がない筈だ、法案の成立にも協力するべきだ。
(この項おわり)
大臣は、9月2日、防衛大臣の認証式前、記者団に「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ。」と述べ、自民党などからパッシングを受けている。
「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗」は、この種の「言葉狩り」には拒否反応を示すタイプであるのでこれからこの記事で弁護したい。
ただ、内閣発足後の会見で、「閣僚として(靖国神社に)参拝する必要はない」と答えていることは、気に入らない。自民党にも所属したことがあるのに、閣僚として、との限定はあるものの、国のために命を捨てた多くの「兵士」が祭られているのである。防衛大臣としてもっと発言を工夫してほしい、例えば、ノーコメント、熟慮中でも良いのだ。
従って、世襲議員で、団塊世代でもあるし、今、名前が出て来ないが辞任した「復興担当大臣」と似たようなところがある人物との懸念はあるのである。
さて、パッシングだが自民党の元防衛相の石破さんは、閣僚解任に値する。任命した野田佳彦首相の見識も問われる。と批判し、何かの病気でなければ良いのだが、ますます人相が悪くなったように見える自民党参議院政審会長の山本さんは、TBSの朝の番組で、一刻も早く辞めていただきたい。感情的に言うと最初から問責(決議案)を出したい。こんな気持ちの人に日本の防衛を任せられるのか、非常に不安だ、と語っている。
一方、一川大臣は、9月2日夜、記者団に対し首相官邸内で、「ほとんどの国民は素人だ。一般の国民を代表する国会議員が監視するのがシビリアンコントロールだと思っている。国民目線で、国民が安心できるような政策が大事だ」、と弁明している。
発言について自民党の両者の批判の趣旨は、防衛について何も知らない素人が大臣になって良いのか、その事を公言して良いのか、の二点であろう。
一川大臣は経歴から見れば、農政が専門であろう。新政党、新進党、自由党などで防衛関係の「党務」にあったかどうかどうかなどは調べない。
仮に素人であるにしても、政治主動には基本的には反するところはあるが、「聞く耳を持つ」、「官僚(本官)の説明を理解できる」、この事に基づき「適正な判断が下せるか、責任が取れるか」であれば、大臣は務まるのである。
いくら、専門家を自負していても、秘密の部分もあろう「実務家の専門性」には敵わないのである。
三重大学から「農林水産省職員 」となり政治に転出の経歴からは、とんでもない人格でない限り、適正に職務はこなせるであろう。自民党でも小泉さんまでは同じような人事をしていたではないか。また、副大臣と政務官に「防衛オタク(」専門家)」を取り揃えたら良いのである。
政治主導についても、「任せて、責任を取ることだ」旨、と自民党を含め、最近では、民主党も盛んに言っているではないか。
最後だが、「政治主導関係の法案」、つまり、副大臣や政務官の定員の改正などが国会に出ているかどうかも調べないが、自民党は政局へと足を引っ張ることは止めて、野党の王道を歩んで欲しいものだ。政治主導には異存がない筈だ、法案の成立にも協力するべきだ。
(この項おわり)
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